みなさみなさま、こんにちは。 ドイツ、ベルリン在住のフォトグラファー、Yukoです。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
本日のテーマは“【ドイツの保育園】朝のMorgenkreis中の引き渡しはNG?遅刻厳禁のルールと親たちのリアルな本音”です。
実は今日、朝のバタバタでほんの少し登園が遅れてしまい、保育園で「Morgenkreis(朝の会)中のAbgeben(引き渡し)はご遠慮ください」と注意を受けてしまいました。
「あと5分早く家を出ていれば…!」と激しく後悔しつつ、閉まったドアの前で子どもと待機するあの時間は、本当にメンタルが削られますよね。
今日は、焦る親心とは裏腹に、徹底して子どもたちの時間を守るドイツの保育園のルールについて、実際のコミュニティでの議論も交えながらお話しします。
なぜMorgenkreis中のAbgebenは制限されるのか?
ドイツの多くの保育園では、「Morgenkreisが終わるまで部屋に入らず外で待つ(Bitte nicht stören und vor der Tür warten)」というルールが徹底されています。これには、以下のようないくつかの教育的・運営的な理由があります。
十分な引き継ぎができないため:
普段の登園時は、親と先生の短い立ち話(Tür- und Angelgespräch)で子どもの様子を共有しますが、Morgenkreisが始まっていると先生は子どもたちに集中しているため、その対応ができません。
育児コミュニティでも白熱!親と先生のリアルな声
この「Morgenkreisの締め出しルール」は、ドイツの育児フォーラム(Urbia)やRedditのEltern(親)コミュニティでも、頻繁に議論の的になっています。親としては教育的な意図は頭で理解しつつも、やはり不満の声が多く挙がっているのが現実です。。
親たちの悲鳴:「仕事へのプレッシャーと待機の苦痛」
親のコミュニティでは、ペナルティの理不尽さや、仕事との両立の難しさを嘆く声が目立ちます。
- 「数分遅刻しただけで15〜20分も更衣スペースで待たされる。子どもは静かにできないし、親は仕事に遅れるしでイライラが止まらない」
- 「朝のイヤイヤや予期せぬトラブルなど、遅刻に至るまでの壮絶な背景が完全に無視されて排除されるのが厳しい」
- 「親の責任なのに、子どもが『自分のせいじゃなくても仲間外れにされた』と感じるような罰を受けているようで理不尽だ」
先生たちの葛藤:「教育か、サービスか」
一方で、保育士(Erzieher:in)側のコミュニティでも意見は真っ二つに割れているようです。
- 「途中から入ってこられると本当に進行の邪魔。子どもにとっては可哀想だけど、親がもっと先を見越して行動する義務がある」という厳しい声がある一方で、
- 「遅刻した親への見せしめとして機能している側面もある。そもそも小さな子ども全員に『20分間静かに座ってなさい』と強制するシステム自体が、現代の共働き家庭に合っていないのでは?」という現場からの声も上がっています。
理想と現実の狭間で
ドイツの保育園は「顧客(親)へのサービス機関」ではなく「子どものための教育機関(Bildungseinrichtung)」としての意識が非常に高いです。そのため、親の利便性よりも教育的な環境を守ることが優先されます。
言っていることは100%正しいし、子どもにとって大切な時間なのは分かります。でも、朝一番から絶対に外せない撮影やクライアントとの約束が入っている日に、目の前でドアが閉まる絶望感たるや……。「もう少し現実を見て柔軟に対応してほしい」と願ってしまうのは、働く親にとって痛いほど真っ当な感情だと思います。
今日のドイツ語
- Der Morgenkreis :朝の会
- Das Abgeben :保育園に子どもを預けること、引き渡し
- Das Tür- und Angelgespräch :ドアの立ち話 / 送り迎え時の短い情報交換
まとめ
ドイツでの子育ては、日本とは違うルールや「教育ファースト」な考え方に戸惑うことも多いですよね。朝のドタバタ育児のハードルと社会システムの間で板挟みになることもありますが、これもまたドイツならではの洗礼。たまには息抜きしながら、なんとか乗り切っていきましょう!
今回の記事が、ドイツでの子育てやライフスタイルに興味がある方の参考になれば嬉しいです。
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