みなさま、こんにちは。 ドイツ、ベルリン在住のフォトグラファー、Yukoです。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。 本日のテーマは“【ドイツから一時帰国】生後2ヶ月の赤ちゃんと飛行機!バシネット予約と機内持ち込み必需品リスト”です。
里帰り出産をせず、ベルリンで出産した私ですが、産後2ヶ月のタイミングで日本への一時帰国を決行しました。 チケットを取ったものの、日が近づくにつれて不安で押しつぶされそうになりました。
「生後2ヶ月のふにゃふにゃな赤ちゃんを連れて、長時間のフライトなんて可能なの?」 「機内で泣き叫んだらどうしよう…」
特に不安だったのが、ベルリンから日本への直行便がないこと。 必ずどこかで乗り継ぎが発生するため、移動時間が長く、親子の負担が心配でした。
でも、結論から言うと、「準備さえしっかりしていれば、歩き回る時期よりもずっと楽」**でした!
今日は、私が実践した「バシネット(ベビーベッド)の確保」と、機内に持ち込んで本当に助かったアイテムについてシェアします。フォトグラファーとして、そして一人の母として、機内でのリアルな様子をお届けします。
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最大のミッション:バシネット席を死守せよ
赤ちゃん連れフライトの成否は、チケット予約の時点で8割決まると言っても過言ではありません。 最優先事項は、機内で赤ちゃんを寝かせられる簡易ベッド「バシネット(Bassinet)」が取り付けられる席を確保することです。
ネット予約だけでは安心できない
航空会社にもよりますが(私はルフトハンザを利用しました)、Webサイトで乗客に「2歳未満」を選択しても、自動的にバシネット席が確約されるわけではありません。 チケット購入後、すぐにカスタマーセンターへ電話をして、「バシネットを使いたいです」とリクエストを入れるのが確実です。
身長・体重制限の確認
バシネットには制限があります。特に月齢が進んでいる場合は注意が必要です。
- 体重: 10kg〜11kgくらいまで
- 身長: 67cm〜80cmくらいまで ※航空会社によって異なりますので必ず公式サイトで確認してくださいね。
生後2ヶ月なら余裕でクリアできますが、これを超えると利用できないため、事前のチェックは必須です。
当日のチェックインはお早めに
電話でリクエストしていても、最終的な決定は当日カウンターで行われることもあります。 私は出発の3時間前には空港に行き、カウンターで「バシネット、リクエストしてますよね?」と念押ししました。
当日の機内の様子(生後2ヶ月のリアル)
いざ搭乗。バシネット席は、足元の広いスクリーン前の席です。
ルフトハンザの場合、席に着くと赤ちゃん用のベルト(Babygürtel)を渡されます。これは大人のシートベルトに通して使うもので、離着陸時や乱気流の際は、子どもを膝に乗せてこのベルトを装着する必要があります。
離陸してシートベルトサインが消えると、CAさんがバシネットを手際よく取り付けてくれます。
意外とよく寝てくれる
生後2ヶ月の最大のメリットは、「まだ動かない」ことと「寝ている時間が長い」ことです。 エンジンの「ゴーッ」というホワイトノイズが心地よいのか、子どもはバシネットの中で驚くほどよく寝てくれました。
薄暗い機内、バシネットですやすや眠る我が子の寝顔を見ると、張り詰めていた緊張が少し解けました。これが1歳を過ぎて歩き回るようになると、別の戦いが始まりますが…この時期は「授乳して寝かせる」の繰り返しで済みました。
難関:耳抜き対策
一番心配だった離着陸時の気圧の変化。 私は以下の方法で乗り切りました。
- 離陸時: 滑走路を走り出して「浮いた!」と思った瞬間に授乳開始。
- 着陸時: 高度が下がり始めたら、着陸15分前から授乳開始。
タイミングが早すぎると、肝心の気圧変化の時に飲み終わってしまうので、「今だ!」というタイミングを見極めるのがポイントです。
【番外編】空港での賢い立ち回りテクニック
機内だけでなく、空港での移動も一苦労ですよね。 読者の方から寄せられた、空港での「神対応」や「荷物ハック」、そして重要な注意点もシェアします!
フランクフルト空港は「ファミリー優先」がある!
ベルリンから日本へ帰る際、多くの人が経由するフランクフルト空港。 ここのイミグレ(出国・入国審査)はいつも長蛇の列で有名ですが、「子連れファミリー」には優先レーンが用意されていることが多いです!
係員さんが「こっちだよ!」と手招きしてくれて、長い列をショートカットさせてくれることも。 こうした優遇を受けられると、「赤ちゃん連れでよかった…」と心底思います。
荷物は「Späti」から送ってしまう!?
子連れ移動の大敵は「大量の荷物」。 特に日本からの帰り(復路)は、物資でパンパンになったスーツケースを運ぶのは至難の業です。
そこでおすすめなのが、日本であらかじめ荷物を段ボールに詰めておくこと。 そしてベルリン空港に着いたら、そのまま空港内のSpäti(キオスク的な売店)やDHLカウンターから自宅へ発送してしまうのです。
【注意!段ボール受け取りの罠】
ただし、一つ重要な注意点があります。 ベルリン空港の到着時、段ボールの荷物はスーツケースと同じレーンからは出てきません!
必ず「大型荷物受取所(Bulky Baggage)」まで取りに行く必要があります。 さらに、スーツケースのようにすぐには出てきません。私はそこで15分ほど待ちました。** 少し時間はかかりますが、そこから発送してしまえば、帰りのタクシーや電車移動が劇的に楽になります。数百円〜千円ちょっとの送料で「手ぶら」の快適さが買えるなら安いものです!
【注意】空港の貸し出しベビーカーは「生後6ヶ月」から!
ベルリン国際空港(BER)のセキュリティエリア内には、無料で使える貸し出しベビーカー(Buggy)が置いてありますが、注意が必要です。 空港に設置されているベビーカーは腰が座ったお子さん向け(B型ベビーカー)で、対象年齢は**「生後6ヶ月以降」**となっています。
生後2ヶ月の赤ちゃんは乗せられないため、注意が必要です。
私は「ベビーカーなし・抱っこ紐のみ」で行きました 普段使っているベビーカーを搭乗口(Gate)まで持っていくことも可能ですが、私は今回あえてベビーカーを持たず、抱っこ紐だけで挑みました。
結果的には、これが大正解! まだ体重が軽く、抱っこ紐だけで十分対応できる月齢だったため、エレベーターを探すために遠回りする必要もなく、階段や狭い通路もスイスイ進めました。 「意外とベビーカーなしの方が動きやすかった」というのが、今回の正直な感想です。
機内持ち込み必需品リスト
最後に、私の手荷物バッグに入っていた必需品リストを公開します。
必須アイテム
- 抱っこ紐(Baby Carrier): 空港内の移動はこれ一択! 先述の通り、まだ空港の貸出ベビーカーは使えないため、抱っこ紐は必須です。機内でぐずって通路を歩く時にも役立ちます。
- スワドルアップ(Swaddle Up): これぞ今回のMVP! 着せるだけでモロー反射を防ぎ、安心して眠ってくれる奇跡のおくるみ。ファスナー式なので、薄暗く狭い機内でもオムツ替えが劇的に楽でした。これがないと詰んでました(笑)。
- オムツ&お尻拭き: 多めに!フライト時間+5枚は予備を。気圧が下がると物理的に「ガスの膨張(ボイルの法則)」が起き、それに伴って「腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発化」するため、ウンチが押し出されやすくなります。つまり「背中漏れ」事故が多発するということ!絶対に多めに持ちましょう。
- 着替え(親子とも): 吐き戻しやオムツ漏れ対策。赤ちゃん用は3セット、親用(Tシャツなど)も1枚あると安心です(これ重要!)。
- 授乳ケープ / 液体ミルク: 席でサッと授乳するために。完ミの方は、温める手間のない「液体ミルク」が最強です。
- おくるみ(大判ガーゼ): バシネットに敷いたり、日よけにしたり、寒い時に掛けたり。万能です。
あってよかった神アイテム
- ビニール袋(多めに): ゴミ袋としてだけでなく、汚れた服を入れるため。
- 保湿クリーム: 機内は砂漠並みに乾燥しているので、赤ちゃんのほっぺと親の手に。
関連記事
機内で活躍したアイテムの他、ベルリンで実際に買ってよかったベビー用品はこちらの記事にまとめています。 ▶︎ 【ドイツ出産】ベルリンで揃えるベビー用品リスト!買ってよかった神アイテムと購入場所まとめ
今日のドイツ語
- das Babybett(ダス ベビベット)
- 意味:ベビーベッド
- 機内のバシネットのこともこう呼びます。「Haben Sie ein Babybett für uns?(私たちのためのベビーベッドはありますか?)」と聞いてみましょう。
- Guten Flug!(グーテン フルーク)
- 意味:良いフライトを!
- 「Bon Voyage」のような挨拶です。
まとめ
生後2ヶ月での一時帰国。 出発前は恐怖でいっぱいでしたが、終わってみれば「案ずるより産むが易し」でした。 バシネットという「赤ちゃんの城」さえ確保できれば、親も食事をとる余裕が生まれます。
これからフライトを控えているパパ・ママ、準備を万端にして、空の旅を乗り切ってくださいね! 参考になれば嬉しいです。
Yuko.N.Sでした。
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