みなさま、こんにちは。 ドイツ、ベルリン在住のフォトグラファー、Yuko.N.Sです。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
本日のテーマは“【ドイツでお宮参り撮影】日本帰国を待たずに、ベルリンでこの瞬間を。第二子の撮影を断念したからこそ伝えたいこと”です。
ベルリンで出産を控える、あるいは迎えられたみなさまへ
ベルリンでの出産、本当におめでとうございます。 新しい命との生活が始まり、喜びと同時に「産後落ち着いたら、日本に帰ってお宮参りの撮影やお祝いをしたい」と願うのは、ごく自然な思いです。
しかし、いざ準備を始めようとすると立ちはだかるのが、ドイツと日本の事務手続きの壁です。私自身もベルリンで出産を経験しましたが、海外での産後は想像以上に事務手続きとの戦いでもあります。現在のリアルなスケジュール感を、私の経験を交えてお伝えします。
日本への一時帰国を阻む事務手続きのスケジュール
第一子を出産した際は、産後2ヶ月で一時帰国することができました。当時は出生届の戸籍反映も早く、パスポートも1週間ほどで仕上がっていたからです。ところが、現在のベルリンを取り巻く状況は、当時とは大きく異なります。
① Geburtsurkunde(出生証明書)の発行
まずこれが手元に来ないことには何も始まりません。役所の混雑状況により、発行までに数週間、時にはそれ以上待つこともあります。
② 日本への出生届と戸籍反映の時間
Geburtsurkundeを手にし、ようやく日本大使館へ出生届を提出できます。私の場合、日本にいる家族に書類を送り、区役所へ直接提出をお願いしましたが、戸籍に反映されるまでにおよそ3週間かかると説明を受けました。
③ パスポート(旅券)発行までの時間
戸籍が反映された後、ようやくパスポートの申請が可能になります。現在、発行には最大で4週間ほどの時間を要します。
④ Aufenthaltstitel(滞在許可証)の申請とピックアップ
赤ちゃんの滞在許可証はBürgersamt(区役所)で申請します。申請する際は予約が必要になりますが、時期によっては予約が1ヶ月取れない、ということもよくあります。さらに、実際にカードが発行され、受け取りが可能になるまでには、申請からおよそ6週間ほどの時間を要するのが一般的です。区役所によっては受け取りにも予約(Termin)が必要で、郵送ではなく原則として窓口でのピックアップとなります。
第一子の時は、一時帰国前に滞在許可証を申請し、ピックアップはベルリンに戻ってきたときに行いました。日本のパスポートがあれば、旅行ビザとして6ヶ月間はドイツに滞在できるため、その仕組みを利用した形です。しかし、入国審査の際に何か言われたら面倒だな、といろいろな不安が頭をよぎりました。結果として無事に入国できましたが、このパターンはあまりおすすめしません。そのため、第二子の時はしっかりと滞在許可証を受け取ってから帰国しました。
体調には個人差がありますし、役所の状況も時期によって異なりますが、これらをすべて揃え、母親の身体が長時間の飛行機に耐えられるまで体力が回復する頃には、気づけば生後4ヶ月から半年を過ぎているのが、今のベルリン出産の現実です。
日本に帰るのを待つべきか、それとも諦めるか
日本に帰れる頃には、赤ちゃんはもうムチムチと大きく成長しています。新生児期ならではの、あのふにゃふにゃでかわいい時期は、あっという間に過ぎ去ってしまいます。「日本に帰るまでお祝いの撮影を待つべきか、それとも諦めるか」と悩む方も多いはずです。
私はフリーランスになる前、日本の写真館に勤務し、多くのお宮参りの撮影に立ち会ってきました。私自身もベルリンで母となりましたが、事務手続きの事情で第二子のお宮参りの撮影を断念し、悲しい思いをした1人です。
だからこそ、日本に帰る日を待つのではなく、ベルリンにいながら日本の本格的なお祝いができる場所を作りたいと考えました。
ベルリンで叶える、本格的なお宮参りの撮影
日本に帰れる日を待たなくて大丈夫です。ベルリンの柔らかな光の中、あるいはリラックスできるスタジオで、日本から取り寄せた美しい祝い着に袖を通してみませんか。
手続きの忙しさを少しだけ忘れて、ご家族の新しい一歩を写真に残すお手伝いをさせてください。見返すたびに、ベルリンでのあわただしくも愛おしい日々を思い出せるような、誠実な一枚をお撮りします。
限定4組:本格祝い着・お宮参り撮影モニター募集
現在、4月の撮影に向けたモニター様を募集中です。日本から届いたばかりの、手仕事の美しさが光る祝い着をご用意してお待ちしております。
ベルリンで育つお子様への、最初のプレゼントとして。今しかない姿を、一生ものの記録に残しませんか。
まとめ
ベルリンでの出産・育児は大変なことも多いですが、その分、家族の絆が深まる時間でもあります。手続きで疲れた心が、写真を通して少しでも癒されますように。
日本の伝統を、ここベルリンでも。皆様の大切な瞬間をご一緒できるのを楽しみにしています。 参考になれば嬉しいです。
