みなさま、こんにちは。 ドイツ、ベルリン在住のフォトグラファー、Yuko.N.Sです。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
本日のテーマは「【ドイツで出産】ベルリンで妊娠!初診予約のコツと母子手帳「Mutterpass」をもらうまで」です。
妊娠が分かった時、嬉しい気持ちと同時に「さて、次はどうすればいいの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。特に異国の地ドイツでは、病院探し一つとっても日本とは勝手が違います。
今回は、私がベルリンで経験した「産婦人科探し」から「初診の予約 Jockey」、そして初めて「母子手帳(Mutterpass)」を手にするまでを詳しくお話しします。
もし、まだ妊娠検査薬を試されていない方は、こちらのブログでドイツの検査薬の使い方を日本語訳しているので、併せてご覧くださいね。
ベルリンでの産婦人科探しと、友人からのアドバイス
ベルリンに住んで9年になりますが、実はこれまで婦人科(Gynäkologie)に通ったことがありませんでした。まずは病院探しからのスタートです。
Google Mapsで近所の病院を検索し、評価やHPの雰囲いてチェックしたのですが、正直どこが良いのか決め手に欠けました。そこで、実際に通院している友人に相談したところ、おすすめの病院を教えてもらうことに。
紹介してもらった病院は、先生がドイツ語や英語だけでなく、スペイン語やフランス語も話せる国際的な環境でした。HPもアットホームで立地も良く、「ここなら安心できそう」と思い、すぐに予約の電話を入れました。
ドイツ流・初診予約のタイミングと「電話」の壁
ドイツは今でも「電話文化」が根付いています。オンライン予約ができる場所を除けば、基本は電話。メールを送っても「電話してください」と返ってくることが多いので、ここは勇気を出して受話器を取りましょう。
予約のタイミング
ドイツでは妊娠8週前後に初診を受けるのが一般的です。私は少し余裕を持って、9週目のタイミングで予約を入れました。
電話で使える!予約のドイツ語フレーズ
電話は聞き取りづらくて緊張しますが、流れを覚えておけば大丈夫です。参考までに、私が実際にやり取りしたフレーズをまとめておきますね。
- 私: Guten Tag, mein Name ist Yuko.N.S. Ich würde gerne einen Termin ausmachen. (こんにちは、Yuko.N.Sです。予約を取りたいのですが。)
- 病院: Waren Sie schon einmal da? (当院で受診されたことはありますか?)
- 私: Nein, mir ist das erste Mal. Ich möchte einen Termin für eine first Schwangerschaftsuntersuchung vereinbaren. (いいえ、初めてです。妊娠の初回健診の予約をお願いします。)
この時、日本人の名前は聞き慣れないことが多いので、アルファベットでゆっくりスペルを伝えるとスムーズです。また、「Jetzt bin ich vielleicht 7SSW(おそらく今7週目です)」とはっきり伝えると、適切な時期に予約を組んでくれますよ。
ついに初診当日!膨大な問診票との格闘
初診当日は、夫と一緒にドキドキしながら向かいました。自宅で陽性反応が出てから2週間。本当に赤ちゃんはいるのか、順調なのか……期待と不安が入り混じった、独特の空気感の中での移動でした。
病院に到着すると、まず渡されたのがA4用紙2枚分の問診票。 名前や住所などの基本情報のほか、最終生理日やこれまでの病歴などを記入します。専門的な用語も多いので、Google翻訳を片手に夫と確認しながら進めました。
尿検査を終えると、さらにA4用紙3枚分の問診票が……!そこには「妊娠おめでとうございます」の一文があり、それを見て夫と顔を見合わせて喜びを噛み締めました。
※初診は問診票の記入に時間がかかるので、予約の30分前には到着することをおすすめします。
Mutterpassとの対面
身体測定(身長・体重・血圧)の際、看護師さんが持っていたA5サイズのノート。その表紙に**「Mutterpass(母子手帳)」**の文字を見つけた時、なんだか急に「母になるんだ」という実感が、光のように差し込んできた気がしました。
診察室ではドクターから今後の流れについて丁寧な説明がありました。
- 血液検査: 保険でカバーされる項目の説明。
- トキソプラズマ検査: 私は大の猫好きで、3匹の愛猫と暮らしています。室内飼いですが、感染のリスクを考えて自費(約40ユーロ)で検査をお願いしました。おかげで、これからのトイレ掃除は夫の担当に決定です(笑)。
- 生活上の注意: 生魚や生ハム、未加熱チーズの禁止。そして意外だったのが「自転車の運転NG」や「長距離旅行(4時間以上)の制限」。出産前に日本へ……という計画は少し見直すことになりそうです。
いよいよ経腟エコー。小さな命との出会い
説明が終わると、ついに経腟エコーです。 モニターに映し出された小さな小さな我が子。その姿を見た瞬間、言葉にできない感動が押し寄せました。先生が「SSL(頭頂部から臀部の長さ)」を丁寧に測ってくれます。
最後に、エコー写真と待望の「Mutterpass」を受け取り、診察は終了。ドイツの保険制度では、一度受診するとその四半期(3ヶ月間)は同じ病院に通う決まりがあるため、その同意書にサインをして、次回の予約をまとめて取って帰路につきました。
今日のドイツ語
- -r, Termin (-e): 予約、予定
- -e, Schwangerschaftsuntersuchung: 妊娠健診
- -m, Ultraschall: エコー
- -e, Morgenübelkeit: つわり
- -e, Letzte Periode: 最後の生理開始日
- -e, Rechnung (-en): 請求書
まとめ
初めてのドイツでの妊婦健診。慣れない言葉や膨大な書類に圧倒されましたが、先生やスタッフの温かさに触れ、一歩前進できた気がします。これから数ヶ月、このMutterpassと一緒に、新しい命の成長を記録していくのが楽しみです。
ドイツ在住で妊娠が分かったばかりの皆さん。不安なことも多いと思いますが、一歩ずつ進んでいきましょう。この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
次回の「Schwangerschaft / 妊娠」カテゴリーでは、気になる「妊娠線ケアグッズ」についてご紹介しますね。
本日もご愛読、ありがとうございました。
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