みなさま、こんにちは。 ドイツ、ベルリン在住のフォトグラファー、Yuko.N.Sです。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
本日のテーマは“【ベルリンで出産準備】日本人夫婦の私たちが産院へ持って行った「入院バッグ」まとめ”です。
ベルリンで妊娠・出産を経験するのは、楽しみな反面、言葉や文化の違いに不安を感じることも多いですよね。特に妊娠後期に入り、お腹の重みを感じるようになると「いつ病院に行ってもいいように準備しなきゃ」とソワソワしてくるものです。
私たち夫婦も、Hebamme(ヘバメ/助産師)から「予定日の数週間前にはバッグを整えておいてね」とアドバイスをもらい、一つひとつ中身を確認しながら準備を進めました。今日は、その時に実際に用意した「Kliniktasche(クリーニークタッシェ/入院バッグ)」の内容を詳しくシェアしたいと思います。
最も重要な「書類」の準備
ドイツでの出産で、何よりも先に確認しておきたいのが書類関係です。出産後には「Geburtsanmeldung(ゲブルツアンメルドゥング/出生届)」の手続きが待っています。産院で手続きを行う場合は、以下の原本が必要になります。
- Mutterpass(ムッターパス/母子手帳): 妊娠中の経過がすべて記された、一番大切な一冊です。
- Versicherungskarte(ファズィッヒェルングスカルテ/健康保険証): 受付ですぐに提示できるよう、取り出しやすい場所へ。
- Personalausweis(ペルゾナールアウスヴァイス/身分証明証): パスポートや滞在許可証でOKです。
- Eheurkunde(エーウルクンデ/結婚証明書): アポスティーユ(外務省の公印確認)が付いたものを持参しました。
- Geburtsbescheinigung(ゲブルツベシャイニグング/両親の出生証明書): 在ドイツ日本国大使館で事前に申請して発行してもらう必要があります。
書類関係が揃っていると、産院での手続きがぐっとスムーズになります。早めに日本から取り寄せたり、大使館へ行ったりしておくと安心ですよ。
出産時と入院生活を快適にするアイテム
出産当日はもちろん、その後の入院期間「Wochenbett(ヴォッヘンベット/産褥期)」をどう過ごすかも大切です。
母向け(Mutter)のアイテム
- 出産時の楽なトップス: 動きやすく、産後すぐにカンガルーケアや授乳ができるよう「前開き」がおすすめです。
- スリッパ(Hausschuhe)&靴下(Socken): ドイツの病院の床は冷えることがあるので、冷え対策の靴下は複数枚持っておくと安心です。
- 授乳ブラ(Still-BH)&授乳クッション(Stillkissen): クッションは、授乳だけでなく自分の体勢を整えるのにも重宝しました。
- 基礎化粧品(Körperpflegemittel & Kosmetiktasche): 入院中のリフレッシュに欠かせません。
- お気に入りの音楽(Lieblingsmusik): リラックスして分娩に臨むために用意しました。
付き添い人(Partner)向けの準備
出産は長時間に及ぶこともあります。パパ(付き添いの方)の準備も忘れないようにしましょう。
- 楽な服(bequeme Kleidung)
- 軽食(kleine Snacks)
- カメラ(Fotokamera): 私たちフォトグラファー夫婦にとって欠かせないアイテム。人生の大きな節目となる瞬間、ベルリンの柔らかい光の中で、最初の一枚を残すための大切な相棒です。
赤ちゃん(Baby)のために
産院には肌着やおむつ、ガーゼなどは基本的に用意されています。ここでは、退院して家に帰る時に必要なものをご紹介します。
- Body / Strampler(ボディ/シュトランプラー/肌着・ロンパース)
- 上着・冬用オーバーオール(Jacke oder Overall): 季節に合わせて選びます。
- 帽子(Mütze): 赤ちゃんは頭から体温が逃げやすく、調整が苦手なので必須です。
- 毛布(Wolldecke): 退院時にくるんであげると安心します。
- チャイルドシート(Babyschale): 車で帰宅する場合は、これがないと退院が許可されないこともあるので必ず用意しましょう。
持って行って本当に良かった!“プラスアルファ”の救世主
公式のリストには載っていなくても、実際に持って行って「大正解!」だったものをご紹介します。
- PDA(和痛分娩)のサイン済み資料: ベルリンの病院で和痛を希望する場合、Anmeldung zur Geburt(分娩予約)の際に資料をもらうことができます。難しいドイツ語で病歴やリスクが記載されています。事前に丁寧に翻訳して内容を確認し、サインをして持参したことで、当日の処置が非常にスムーズでした。
- 日本の軽食(干し芋・おにぎり・味噌汁): 産後の病院食は、日本人にとっては少し物足りないことも(笑)。お湯を注ぐだけでできるアルファ米のおにぎりや、フリーズドライのお味噌汁には心から救われました。
裏技!? 病院で「お祝いの寿司」をオーダー
出産当日、私たちは自分たちへのご褒美として Uber でお寿司を注文しました!「病院にデリバリー?」と驚かれるかもしれませんが、ベルリンの産院では意外とよくある光景だったりします。温かい日本食を食べ、入院中に「1日5食」食べていた日もあったほど。※産院によってはデリバリーが禁止されている場合もあるので、事前に確認してみてくださいね。
今日のドイツ語
- die Kliniktasche(ディ・クリーニークタッシェ):入院バッグ
- die Geburtsanmeldung(ディ・ゲブルツアンメルドゥング):出産手続き
- die Hebamme(ディ・ヘバメ):助産師
- die Wehen(ディ・ヴェーエン):陣痛
- das Wochenbett(ダス・ヴォッヘンベット):産褥期
- das Stillen(ダス・シュティレン):授乳
- der Kreißsaal(デア・クライスザール):分娩室
病院で使える実用フレーズ
- Die Wehen kommen alle 5 Minuten.(陣痛が5分間隔で来ています)
- Mein Bauch ist hart.(お腹が張っています)
- Meine Fruchtblase ist geplatzt.(破水しました)
まとめ
ドイツでの出産準備、日本とは勝手が違うことも多くて戸惑うこともありますよね。でも、産院の公式リストに「自分らしくいられるアイテム」を少し足すだけで、心に余裕が生まれます。
この記事が、これからベルリンで新しい家族を迎えようとしている方の参考に、少しでもなれば嬉しいです。不安なことは Hebamme や産院に遠慮なく相談して、どうぞリラックスしてその日を迎えてくださいね。応援しています!
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