【ドイツの助産師さん】〜子育てのプロ・ヘバメ(Hebamme)探し〜
- 2021.10.01
- Schwangerschaft / 妊娠
みなさま、こんにちは。 ドイツ、ベルリン在住のフォトグラファー、Yuko.N.Sです。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
本日のテーマは“【ドイツの助産師さん】〜子育てのプロ・ヘバメ(Hebamme)探し〜”です。
ベルリンで妊娠が分かったとき、喜びと同時に「これからどうすればいいの?」という不安が押し寄せてくる方も多いのではないでしょうか。特に、ドイツの出産準備において避けて通れないのが「Hebamme(ヘバメ:助産師)」探しです。
「ベルリンではヘバメを見つけるのが至難の業」という噂を聞いて、焦っている方もいるかもしれません。今回は、私自身の経験も踏まえ、ベルリンでのヘバメ探しのリアルと、具体的な探し方のステップをまとめてご紹介します。
ドイツの「ヘバメ(Hebamme)」とは?なぜ必要なの?
ドイツにおいて、ヘバメ(助産師)は妊婦さんにとって最も身近で心強いパートナーです。驚くべきことに、ドイツでは公的保険に加入していれば、妊娠中から産後までのヘバメによるケアが基本的に**無料(保険適用)**で受けられます。
主な役割は以下の通りです:
- 妊娠中のケア: 体調管理のアドバイスや、不安なことへの相談。
- 産後の訪問ケア(Wochenbettbetreuung): 出産後、自宅に訪問して赤ちゃんの体重測定やへその緒のケア、お母さんの体の回復チェック、授乳指導などを行ってくれます。
特に初めての出産の場合、退院直後の慣れない育児の中で、プロが自宅に来てくれる安心感は計り知れません。
ヘバメ探しは「妊娠検査薬で陽性が出た瞬間」から!
ベルリンのヘバメ不足は深刻で、残念ながら「安定期に入ってから」では遅すぎることがほとんどです。 理想を言えば、妊娠が分かったその日、あるいは産婦人科で初診を受けた直後には探し始めるのがベストです。
具体的なヘバメの探し方:私が頼ったポータルサイトと手順
ベルリンでヘバメを探す際、私が最も頼りにしたのがオンラインの仲介サイトです。実際に活用したサイトとその具体的なリクエスト手順をご紹介します。
活用すべきサイト:Hebammenvermittlung Berlin
ベルリンでのヘバメ探しにおいて、まず最初に登録すべきなのがこちらのサイトです。
- Hebammenvermittlung Berlin https://www.hebammenvermittlung-berlin.de/
【リクエスト方法のステップ】
- 情報の登録・リクエスト送信:公式サイトのフォームに、出産予定日、名前、住所(PLZ)等の必要事項を記入し、リクエストを送信します。
- マッチング情報の受信:条件に合う人が見つかると、サイトから対応可能なヘバメの情報が直接メールで送られてきます。
- マッチングしなかった場合:最後のリクエストから2週間経てば再度リクエストが可能になります。諦めずにトライし続けるのが確保への近道です。
【体験談】最終的な決め手は「友人からの紹介」でした
ポータルサイトや産院のリストもチェックしていましたが、私自身が今のヘバメさんと出会ったきっかけは、実は友人からの紹介でした。
妊娠10週目あたりの頃、同じBezirk(ベツィルク:地区)に住む近所の友人が、「去年お世話になったヘバメさんがすごく良かったよ!」と連絡先を教えてくれたのです。
すぐに電話をして、予定日や希望するサポート内容を伝えたところ、幸運にもスケジュールが空いているとのこと!電話口での丁寧で聞き取りやすいドイツ語に、一気に安心したのを覚えています。
★アドバイス: ベルリンでは横の繋がりがとても重要です。身近に出産経験のある友人がいれば、ぜひ早めに相談してみてください。その際、自分の住んでいる地区(Bezirk)に対応しているかを確認するのを忘れないようにしましょう。
ヘバメとの対面インタビュー(面談)当日の流れ
電話で意気投合した後、ヘバメさんが主宰しているヨガスタジオで直接お会いすることになりました。
驚くほど手厚い「産後のサポート内容」
面談では、産褥期(Wochenbett)にどのようなスケジュールで訪問してくれるかの説明を受けました。
- 最初の1週間〜10日間:毎日訪問(1回45分〜1時間程度)
- その後:徐々に頻度を減らしながら、トータルで8週間訪問
- さらにその後:産後9ヶ月間は、最大8回まで電話や訪問での相談が可能
赤ちゃんだけでなく、お母さんのメンタルケアやお風呂の入れ方レクチャーまで含まれていて、本当に心強く感じました。
その場で契約!手続きは意外とシンプル
お人柄も素晴らしく、夫とも「ぜひこの方にお願いしたい」と意見が一致。その場で契約を決めました。 手続きは、健康保険証(Gesundheitskarte)の提示と署名だけ。あとの複雑な手続きはヘバメさんが保険会社と直接行ってくれるので、こちらに関しては何も心配いりませんでした。
ドイツ語で分からない単語が出てきたときは、Google翻訳を使って日本語で説明してくれるなど、その親切な対応に「この人なら大丈夫」と確信が持てました。
面談の最後には嬉しい「お土産」も!
帰り際に、ヘバメさんから妊婦ヨガのミニ冊子と、いくつかの試供品をいただきました。いただいたものをご紹介しますね。
Salus® Schwangerschafts Tee(妊婦用ハーブティー)
実は私、フルーティーな紅茶があまり得意ではなく、今まで妊婦用のお茶を飲む機会がありませんでした。でもこのハーブティーはクセがなく、とても美味しくいただけました!安心して飲めるので、自分でもリピートしようと思っています。

Weleda Schwangerschaftspflegeöl(妊娠線ケアオイル)
ドイツの定番、ヴェレダのオイル!すでに愛用していましたが、プロであるヘバメさんからも「これはおすすめよ」と言われ、信頼度がさらに増しました。ケアを始めて12週ほど経ちますが、いまのところ妊娠線らしきものは見当たらず、順調です。 ※ヴェレダのオイルについては[こちらのブログ記事]でも詳しくご紹介しています。
Weleda Damm-Massageöl(会陰マッサージオイル)
もう一つ、なんと会陰(えいいん)マッサージ用のオイルの試供品も。このオイルを使って定期的にマッサージすることで、産道の伸びを良くし、切開のリスクを減らす準備(心構え)ができるそうです。

左の袋に入っているものが会陰マッサージオイル、右のボトルが妊娠線ケアオイルの試供品です。
今日のドイツ語(今日から使える重要単語リスト)
- -e, Hebamme:助産師
- -e, Vermittlung (-en):仲介、斡旋
- -e, Hausgeburt (-en):自宅出産
- -e, Geburtshausgeburt (-en):産院(助産院)出産
- -s, Wochenbett (-en):産褥期
- -r, Bezirk (-en):地域、地区
- -e, Spezialität (-en):名物、特産物
- -s, Kraut (Kräuter):ハーブ
- -r, Damm (Dämme):会陰部
- auf / für AKK vor|bereiten:〜に向けて準備させる、心構えをさせる
まとめ
ベルリンでのヘバメ探しは根気が必要な作業かもしれません。何十通とメールを送っても返信がないこともあるでしょう。でも、今回ご紹介した「Hebammenvermittlung Berlin」などのツールを使い、時には友人の力を借りながら諦めずに探し続ければ、きっとあなたと赤ちゃんの心強い味方になってくれるヘバメさんに出会えるはずです。
これから出産を控えているみなさまが、素敵なヘバメさんと出会い、穏やかなマタニティライフを送れるよう心から応援しています!
【ベルリンでの「今」を、美しい記録に残しませんか?】
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