【ドイツの歯医者体験記】妊娠中にベルリンで歯科検診。費用や保険、予約方法は?

【ドイツの歯医者体験記】妊娠中にベルリンで歯科検診。費用や保険、予約方法は?

みなさま、こんにちは。 ドイツ、ベルリン在住のフォトグラファー、Yuko.N.Sです。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

本日のテーマは“【ドイツの歯医者体験記】妊娠中にベルリンで歯科検診。費用や保険、予約方法は?​”です。

妊娠をきっかけに、改めて自分の身体と向き合う時間が増えました。その一環として、今回はベルリンで初めての歯科検診に。ドイツの歯科事情や、実際にかかった費用、現地の診察室の様子などもあわせてご紹介します。

どこの歯医者さんへ行ったの?

今回私がお世話になったのは、ベルリンの老舗デパート「KaDeWe(カーデーヴェー)」のすぐ目の前にある、Hauptstadtzahnärzte(ハプトシュタット・ツァーンエルツテ)というクリニックです。

ここはドイツ語だけでなく英語にも対応しており、何より「LGBTQフレンドリー」を掲げているのが特徴。ベルリンらしい多様性を重んじる姿勢に惹かれて選びました。現在はオンライン予約も可能なので、電話でのドイツ語に自信がない方にもおすすめです。

以前、[こちらの記事]で電話予約のコツもご紹介しましたが、初診の場合は直接電話をした方がスムーズな場合もありますよ。

どんな検診・処置を受けたの?

今回の目的は、Erstuntersuchung(初診)と、気になっていたProfessional Zahnreinigung(プロによる歯のクリーニング)です。

受付と問診票の記入

クリニックは個人経営らしいアットホームで落ち着いた雰囲気。まずは受付でドイツの法定健康保険証を提示します。ドイツの保険証はICチップ付きのカード式。受付にある機械に自分で差し込むスタイルです。

問診票には「Schwanger(妊娠中)」という項目があるので、必ず「Ja(はい)」にチェックを。麻酔の使用などに影響するため、ここはとても重要です。

検診:砂時計と天井の鯉!?

診察室に呼ばれると、まず手渡されたのはマウスウォッシュ。 「1分間、口をゆすいでくださいね」と言われて出てきたのは、なんと「砂時計」! 1分計をじっと眺めながらブクブクするのは、なんだかシュールで、「ドイツらしいな」と心の中で笑ってしまいました。

診察では先生が歯の状態を一本ずつ丁寧にチェックしてくれます。治療椅子に座ってふと上を向くと、天井のモニターに悠々と泳ぐ「鯉」の映像が流れていました。視覚的なリラックス効果を狙っているのでしょうが、実は私は鯉があまり得意ではなく……(笑)。少し緊張しましたが、結果は虫歯もなく一安心でした。

検診自体は15分ほどで終了。「妊娠中なので麻酔は使えませんね」といった確認や、親知らずの状態、炎症の有無などを丁寧に診ていただけました。

楽しみにしていたProfessional Zahnreinigung(PZR)

検診の後は、別室でクリーニング専門の先生にバトンタッチ。 「歯磨き粉は何味にする?」「音楽のリクエストはある?」と、まるでサロンのような細やかな気遣いに驚きました。正しいフロスの使い方などのレクチャーを受け、いよいよスタート。

処置は約1時間。サングラスで目を保護しながら、徹底的に汚れを落としてもらいます。水しぶきが飛ぶので、白い服は避けて正解でした。

終わってみて感動したのは、その白さとツルツルの舌触り。コーヒーやヤニによる黄ばみがすっきりと取れ、見違えるような仕上がりになりました。ホワイトニングをせずとも、クリーニングだけでここまで綺麗になるとは嬉しい発見です。

お値段は?

ドイツの法定健康保険には、ユニークな考え方があります。

  • 定期検診(Erstuntersuchung): 保険でカバーされるので無料。
  • クリーニング(PZR): 原則として自己負担。

面白いのが、保険が効かない理由が「普段のケアを怠けたせいで必要になったから」という理屈。一方で、親知らずの抜歯などは「自然現象」とみなされるため、保険が適用されることが多いそうです。

この日のお支払い

  • 初診料: 0€
  • クリーニング代: 101.36€

ベルリンの相場(80〜120€)のちょうど中間くらいですね。この仕上がりで100ユーロなら、大満足の投資だと感じました。

今日のドイツ語メモ

  • der Zahnarzt(ツァーンアルツト):歯科医
  • die Erstuntersuchung(エルスト・ウンターズーフング):初診
  • der Zahnstein(ツァーンシュタイン):歯石
  • die Zahnreinigung(ツァーンライニグング):歯のクリーニング
  • der Zahn(ツァーン):歯
  • der Weisheitszahn(ヴァイスハイツ・ツァーン):親知らず
  • die Karies(カーリエス):虫歯
  • die Plombe(プロンベ):詰め物

まとめ

今回はベルリンでの歯科体験をお届けしました。 妊娠中はホルモンバランスの影響で歯茎のトラブルも起きやすい時期。プロの力を借りてリフレッシュできたのは、精神的にもとても良かったです。次は出産後、半年経った頃にまた伺おうと思います。

みなさまも、ベルリンでの健やかな毎日を。 この記事が、これから歯医者に行こうと考えている方の参考になれば嬉しいです。


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