みなさま、こんにちは。 ドイツ、ベルリン在住のフォトグラファー、Yuko.N.Sです。いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。 本日のテーマは“【ドイツで出産】妊娠11週目(3ヶ月)健診〜胎児と2回目の対面〜”です。
まだまだ緊張感の抜けない妊娠初期。 11週目に入ると、ほんの少しだけお腹のシルエットに変化を感じるようになりました。おへその下あたりが、ふっくらと。 相変わらず「食べつわり」はなく、ひたすら眠気に身を任せる日々でしたが、どこかまだ「本当に私のお腹の中に赤ちゃんがいるのかな?」という不思議な感覚の中にいました。
そんな中で迎えた2回目の健診。エコーで赤ちゃんに会えるのが、何よりの楽しみでした。
1回目の健診内容は、ぜひこちらの記事も併せてご覧くださいね。 [前回の記事:ベルリンでの初健診レポートへのリンク]
2回目の健診内容
今回の健診で行ったのは、以下の項目です。
尿検査 体重測定 血圧測定 問診 子宮頸癌(しきゅうけいがん)検診 経腟エコー 次回の予約
まずは受付で予約を伝え、採尿カップを受け取ります。 その後、体重と血圧の測定へ。驚いたことに、前回より体重が1キロも減っていました! 食べつわりもなくモリモリ食べていたので、数値を見てびっくり。太りすぎも良くありませんが、痩せてしまうのもリスクになります。ドイツの先生からも、健康管理については優しく、でもしっかりアドバイスをいただきました。
問診:血液検査の結果と「抗体」の話
先生に呼ばれて診察室へ。 前回行った血液検査の結果が戻ってきていました。
やっぱりなかった!トキソプラズマの抗体
一番気になっていたのが、トキソプラズマ(Toxoplasmose)の抗体です。結果は残念ながら「なし」。 我が家には3匹の愛猫がいますが、子供が生まれるまでは猫のトイレ掃除は夫の担当に。また、生野菜や果物を食べる際は、いつも以上に念入りに洗うよう指導を受けました。
風疹と水痘の抗体もなし……
さらに驚いたのが、風疹(Röteln)と水痘(Varizellen)の抗体もなかったこと。 先生からドイツ語で「und Sie haben auch keinen Antikörper für…(あと、あなたは〜の抗体もありません)」と告げられた時は、「私の体、全然守備力がない!」とショックを受けました。
気になって「Wie bitte? Welchen Antikörper habe Ichnicht?(なんですって?何の抗体がないのですか?)」と聞き直すと、風疹と水痘とのこと。 母に確認したところ、私の世代は予防接種の状況が人によってまちまちだったようです。妊娠中は追加の予防接種ができないため、産褥期(Wochenbett)に接種すること、それまでは感染しないよう細心の注意を払うことになりました。 これから妊娠を考えている方は、ぜひ事前に抗体検査を受けておくことを強くおすすめします!
初めての子宮頸癌検査
エコーの前に、この日は子宮頸癌検査(Früherkennungsuntersuchung)も行いました。 私にとっては人生初めての検査。細胞を採取する際、正直に言うと……結構痛くて辛かったです! 思わず体に力が入ってしまう私に、先生が何度も「Entspannung!(エントシュパヌング!/リラックスして!)」と声をかけてくれました。 時間にして3分ほどでしたが、体感的にはもっと長く感じる、試練の3分間でした。
待ちに待った経腟エコー
痛い検査を乗り越えた後は、いよいよエコーです。 モニターに映し出されたのは、前回よりもずっと「人間らしい形」になった赤ちゃんの姿。 手足のシルエットが見え、元気に成長している姿を確認できた瞬間、先ほどの痛みもどこかへ飛んでいきました。フォトグラファーとして多くの「光」を捉えてきましたが、モニター越しに見るこの小さな命の光は、何にも代えがたい美しさがありました。
ちなみにドイツでは「保険でカバーされるエコーは基本3回」と言われることが多いですが(初期・中期・後期の各1回)、私の場合は今回の健診でも普通にエコーをしてもらえました。 状況やクリニックによっても異なるのかもしれませんが、毎回会えるのは本当に嬉しいことですね。
この日もお会計(自費分以外)はなく、3ヶ月後の予約をして終了しました。
今日のドイツ語
- -r, Antikörper(アンティケルパー):抗体
- -s, Wochenbett(ヴォッヘンベット):産褥期
- -e, Entspannung(エントシュパヌング):リラックス、緊張緩和
- -e, Toxoplasmose(トキソプラスモーゼ):トキソプラズマ
- -e, Röteln(レーテルン):風疹
- -e, Varizellen(ヴァリツェレン):水痘
- -e, Chlamydia(クラミディア):クラミジア
- -r, Krebs(クレープス):ガン
- -e, Früherkennungsuntersuchung(フリューエアケヌングス・ウンターズーフング):早期発見検査
- sich anstecken(ズィッヒ・アンシュテッケン):感染する
まとめ
11週目の健診は、抗体不足という新たな課題も見つかりましたが、何より赤ちゃんの成長を肉眼(エコー)で確認できたことが大きな一歩でした。 ドイツでの妊婦生活は言葉の壁や仕組みの違いに戸惑うこともありますが、一つずつ理解していく過程もまた、大切な記録だと感じています。
この記事が、同じように海外で頑張るお母さんたちの参考になれば嬉しいです。 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の「Schwangerschaft / 妊娠」カテゴリーでは、出生前診断(Pränataldiagnostik)の内容についてお届けする予定です。
【ベルリンで家族写真を撮りませんか?】
Yuko.N.S Photographyでは、ベルリン市内でマタニティフォト、ニューボーンフォト、家族写真の出張撮影を行っています。 「いつもの公園で」「自宅のリラックスした雰囲気で」など、ご希望に合わせて自然な表情を切り取ります。 ベルリンの思い出を、美しい写真で残しませんか? お問い合わせはこちらから。
